リレーショナルモデル
基本リレーショナル代数演算(Fundamental Relational-Algebra Operations)
和演算は2項命令の1つで、2つの関係の和集合の関係を結果として返す演算です。
和集合が成り立つための条件として、以下の2つがあります。 和をとる2つのリレーションは、同じ数の属性を持たなければいけません。 そして任意の数iについて、i番目の属性のドメインは2つのリレーションで同じでなければいけません。
以下に和演算の例として、学生リレーション1から射影演算で名前を切り出したものと 学生リレーション2から射影演算で名前を切り出したものに和演算を用いた結果を以下に示します。 図6と図7は学籍番号と名前の2つの同じ数の属性を持ち1番目が学籍番号、 2番目が名前のドメインは同じになっており、上記の条件を満たしています。
図6.学生リレーション1
図7.学生リレーション2
図8.和演算
和演算は∪を用いて表されます。